フリースクールちば森の楽校です。
千葉は梅が見頃です。
3月に入り、卒業や就職など、節目を迎える方も多いことでしょう。
森楽にも、中学3年生や小学6年生がいたり、
4月からピカピカの小学1年生という子もいます。
どんな春かな^^
やっぱり少し特別な気持ちがしているのかな。
進路のことなど、参考になることもあるかもしれませんので、
公開できる範囲でこちらでお知らせしていきますね。
さて、今回の「日々のこと」は、月に1度のクラフト部の活動について。
2月のテーマは「紙すき」!
牛乳パックで作れるらしい、というところから、
ネットで調べて、道具を揃えて、さあ!当日。
「ぶっつけ本番で紙すき」がスタートしましたー♪
まずは、牛乳パックの表面、印刷部分を剥がします。
内外両面ともツルッとしてますよね、牛乳パックって。
両方とも剥がすんです。
作業的には地味だけれども、これをやらないことには始まらない。
続いて、両面のツルツルをまるっと剥がされた牛乳パックを
細かくちぎります。
こちら、ちぎり隊。
今度は、ちぎった牛乳パックと水をミキサーにかけますよ。
↓ ↓ ↓
これがパルプだそうな。
ドロドロ液をたらいに、ある程度の深さまで作ったら、
いよいよ紙すきの開始。
フォトフレームの間に、網戸の網を挟んで、
ドロドロ液に潜らせます。
ここまで順調だったぶっつけ本番で紙すき、ですが、
ここで想定外の出来事が。
網戸の網がドロドロ液の重みでたわむ
紙すき専用の道具ではなく、プラスチック製のフォトフレームと、
それよりひと回り大きいサイズにカットした網を
手の力でサンドイッチにしていたのですが、
これらがドロドロ液の重みで、離れ離れになってしまう。
そこでKちゃん、テーブルの上に網を置き、
その上にフォトフレーム、
そこへ両手でドロドロ液をすくい入れる手法をあみだしました。
なるべく均等に、まんべんなく。
最後にサッとフォトフレームをはずしたら、
ちょっと厚めだけれど形づくられた紙のもと。
機転をきかせたKちゃんに続き、
他の子たちも大人も、この方法で次々と作品を生み出します。
紅葉を飾ったり。色紙やドライハーブでデザインしたり。
落としてみたり。
(このグチャグチャを形づくってアイロンをかけたら、それは素敵な作品になりましたよ☆)
タオルであらかた水分をとったら、アイロンがけ。
さあ、みんなの作品が並んだよ!
今回は、自分の「できた!」をお持ち帰り。
おうちでしっかり乾燥させてね。
そして決めました。来月もやる、と。
3月のクラフト部も紙すきをしまーす!
もうね、ドロドロ液をもっとしっかりミキサーにかけよう、とか。
牛乳パックをさばく作業は、前もってやっておくことにして。
水分がもう少し多くて良さそう、とか。
小さな子もやりやすいように、紙すき専用の道具の購入を検討したり。
葉書サイズ以外の大きさや形はできるかな、とか。
試してみたいことが、既にわんさかあるのですよ!
実際にやってみてわかったこと。
そこから、次はどうやろうかと考えを巡らせること。
インターネットは便利で大助かり!
プラスで、他のやり方や面白いアイデアを考えること。
きれいな紙ができたら、卒業するYちゃんへの
メッセージを寄せ書きしたいな。
丁寧に作って、今度のマルシェで販売したいな。
そうやって、誰かが喜ぶ顔を思い浮かべながら、
ぶっつけ本番の紙すきの1日が終わりました。
おつかれさまでした! どうなる次回!
どうぞ、お楽しみに。
NPO法人 ちば森の楽校
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