保護者の声

お子さんがちば森の楽校に通う保護者の方に、お話を伺いました。


// new // 卒業した保護者Tさんからのメッセージ

森楽へラブレター


親子で森楽に出逢えたのは息子が小学4年生のとき。

この4月で中学生になりました。


森楽でお世話になるまで私は「好きな事をやって生きて行けばいいんだよ〜」と息子に口では言いながら、頭や心が全く追いつかず軸がブレブレで迷う毎日でした。


息子は習い事もたっくさんやっていました。
塾で受験勉強もしてました。


親として子どもに沢山の体験をさせてあげたい気持ちが大暴走し、本当に大切なことを沢山見て見ぬふりをして生きていたように思います。


森楽生活がスタートしてから、私が自分に嘘がつけなくなり、将来のためにと自分の不安を埋めるためにしていた(させていた)事や周りと比べて優劣を感じなければならない事など、楽しめない時間全てにサヨナラしました。


森楽的子育て(親育て?)に触れ、もうキレイさっぱりしました!
森楽では当たり前にさせてもらえる事、「そのまんま受け入れてもらって、見守ってもらって、自ら色々チャレンジする事」をやっと私が本気を出せるまでに成長させてもらいました。


森楽や森楽を飛び出して自由にやりまくった息子が6年生になり言い出したのは、行きたい学校をみつけた!でした。


心から行きたいと思える学校を自分で見つけるとは思ってもいませんでした。
仲間と一緒に、ひたすら自分自身の成長に向き合える最高の居場所をみつけました。


遠く移住しての進学ですが、行っちゃえ〜!と背中を押してくれるのも森楽です。


森楽に出逢えて幸せです。


手のかかる親子を温かく受け入れて見守り続けて応援してくださる森楽のみなさま、本当にありがとうございました。


また遊びに来ます!今後もよろしくお願いします!


 保護者Iさんからのメッセージ  

森楽を知ってみたい保護者の方へ


現在、小学高学年と中学生のきょうだいが森楽に通うようになり1年以上がたちます。


親の私自身が、森楽へ通う前と後の気持ちについて振り返ってみました。


森楽にであう前は、子どもが学校へ行かない時間が長引くにつれ、子どもの不安は深まり、でもその子どもの不安というのは、私自身の不安の現れでした。


この私の不安というのが、まさに子どもが学校へ行かないことなのでした。


でも結果、森楽で日々過ごしてわかったことは、「ぜんぶ大丈夫」でした。


今は、どこで何を学ぶかは自分で決めていい、と思っています。
それを知ることができて、本当に良かったです。


学校へ行く?行かない?
人の役に立つ?立たない?
なんて全く関係なく、大事なことは、子どもの存在がただただ愛おしいということ。


そのままでいいって、こういうことなんじゃないかな。と思うようになると、私はだんだん大丈夫になり、子どもも大丈夫になっていきました。


私は、今まで子どもがちゃんと大人になれるようにと思い、毎日毎日、明日の準備をさせてきました。
本当によく頑張ったと思います。


でももう、森楽で日々大切な仲間と過ごし、たくさんの体験を重ねる子どもたちから、優しさやたくましさを感じるようになり、驚くくらい本当に大丈夫です。心配がいりません。



減点や、忘れ物、苦手なことに目を向ける時間は終わりにしていい、と思いました。
だって森楽に行けば加点しかないから。


森楽は、今日一日をめいいっぱい楽しんで生きていい!という本当に大切なことを教えてくれています。
だから子どもたちは毎日100点満点!


そして保護者には、その日の子どもたちの活動の様子がわかるたくさんの写真がアップされます。
それは、森楽スタッフひとりひとりが子どもに向けているあたたかい眼差しの全てです。


すねちゃったり、意地悪しちゃったりも全部丸ごと笑ってくれる。
小さな出来た!を泣くほど喜んでくれる。
子どもの一瞬の心の動きをそばで感じてくれる。
こんな育て方があったんだ、と教えてくれる。


森楽から学んでいるのは、私の方ですね。


困ったときは、教えてください。助けてください。そう言っていいと思います。

必ず力を貸してくれます。

大丈夫です。


J君 お母さんの声

現在小5の息子が森の楽校に通い始めて1年半が経ちました。
学校に行かなくなった小2から約2年間は、終日家で過ごす生活でした。
友達と遊ぶ事が好きな息子はいつも寂しそうで、1日中時間を持て余し、段々と気持ちが後ろ向きになっていく姿を見るのは親として辛かったです。


元気を取り戻して欲しい。心から笑って欲しい。
そんな思いから、家以外の居場所探しを始める中で出会ったのが森の楽校でした。


見学体験に訪れた際に、久しぶりに同世代の子供たちと共に遊び笑顔で過ごす息子を見て「ここに来て良かった」と思いました。


見守ってくれる大人の程よい距離感。息子の存在を素直に受け入れてくれる子供たち。肩の力が抜けたリラックスした雰囲気の中で癒される。息子も私もすぐに森楽が気に入り入会を決めました。


あるがままを受けとめる、お互いを認め合う、そんな空気が居心地の良さを作っているのだと思います。


今、息子は森楽で日々たくさんの経験を積んで成長しています。
「楽しい」と言って毎日を過ごし元気とやる気を取り戻しています。
安心して過ごせる場所に身を置く事で力が湧いてくるのだな、と実感しました。


この先も息子のペースで息子らしく成長していく姿を楽しみにしています。


森楽で4年間を過ごし、高校進学したK君のお母さんの手記はこちらをご覧ください→


Rちゃん ママの声

2020年7月17日。「もう学校に行かない」と当時小1だった娘がそう決めて、休み始めた日です。


一斉休校後、2ヶ月遅れの入学式をした6月から本格的にスタートした小学校生活でしたが、本人の思い描いていた学校生活と現実はかけ離れていたようです。


給食は自分の席で前を向いて黙って食べる。マスクを外していいのは食べるときだけ。友だちと手をつないだりハグするのはダメ。先生がクラスメイトを叱るのが怖い。


彼女は学校での"楽しいこと"を一切見つけられず、日に日に元気がなくなっていきました。夜はうなされ、目の下にクマをつくり、朝は腹痛や気持ちの悪さを訴えました。


何とか自分を奮い立たせて登校するものの、帰宅後は電池が切れたように疲れ果て、宿題まで手が回りません。唯一、パソコンで動画を観ているときだけが息抜きできるようでした。


夕方からは「明日は学校に行きたくない」のコールが続き、私もその気持ちを受け止めつつ背中を押すのがしんどくなっていたので、もう行かない、と聞いたときは正直なところほっとしました。本人は限界だったと思います。


その夏は、とにかく娘と向き合おうと行きたいところ、やりたいことになるべく付き合いました。


野外保育時代の同期が在籍していたご縁で森楽の見学に行ったのは、8月上旬。初めて会った1つ年下のYちゃんと意気投合して、久しぶりにいきいきと遊ぶ様子を見ていたら、自然と涙が溢れました。


夫とは不登校をめぐり意見の違いもあり、この子を守るのは私だけなんだ、と気を張り詰めていたのが、ああ、やっぱりこれでよかった、と思えた瞬間でもありました。


すんなり馴染んだというわけではありませんでしたが、4つ下の弟と私も一緒に何度も拠点のこどもり(子どもたちの森公園)に足を運び、少しずつ慣れていきました。


入会してから一年が経った今振り返ると、あのときは"娘の居場所がほしい"と必死だったけれど、私は私の居場所がほしかったのだと思います。


不安な気持ちをそうだね、と認めて受け入れてくれる場と仲間がいることでどれだけ救われたかわかりません。仲間がいるってなんて心強いのでしょう。


キラキラオーラを取り戻し、元気いっぱいの彼女を見ていると、私までエネルギーチャージされます。まずは元気に笑顔で過ごせていることに感謝して、日々を紡いでいきたいです。


そして、このホームページを見てくださっている方で、困っているお子さんや保護者の方がいましたら、ぜひ森楽に連絡をください。
オープンデーにふらっとこどもりにいらしてくださるのも歓迎です。


一人で抱え込まず、気持ちを吐き出せる場を見つけてほしいと思います。森楽はいつでもお待ちしています。


S君 ママの声

もともと、同じ年の子たちと同じ事をする一斉保育には興味のなかった私。


その気持ちを知ってか知らずか、遊びに行った保育園などで、先生や他の子がみんなで一緒に楽しそうに歌ったり踊ったりしているのを少し離れて見たり、準備してくれた工作などにはほとんど興味を示さなかったりの子でした。


歩き始めるのも遅く、自分からはなかなか体を動かさない。
近所の公園では、少し年の離れたお兄ちゃんお姉ちゃんが大好き。
でもやっぱり同年代の子とも関わった方がいいだろうし、友達となら体を動かす楽しみも生まれるだろうし。


そんな私たちにぴったりだったのが、森楽でした。


毎日一緒に過ごすうちに、公園で会うだけの優しいお兄ちゃんお姉ちゃんとはまた別の、ルールを教えてくれる、良くないことは良くないと言ってくれる、変なこだわりも失敗もからかって受け止めてくれるメンバーたち。


家でだったら、なんで!?わかんない!!またなの!?だって!!ということも、ここでだったらみんなが笑ってくれる、受け入れてくれる、そんな私たちの居場所となりました。


こだわりも、苦手なことも、みんなひっくるめてこの子なんだと頭ではわかっていても、やっぱり否定してしまう自分もいます。


そんな時は森楽メンバーの包容力を見習って、そういう弱い自分も受け入れようと、私自身が努力している真っ最中です。


これからは、森楽が私たちを受け入れてくれたように、私が、いろんな子やそのご家族も包んでいける森楽の一員になっていけたらと思います。


あるパパの声

4歳の娘と1歳の息子を預けています。


ちば森の学校を見ていて感じる事、それは全ての子供を自分の家族や子供のように見守り、触れ合ってくれている事がとても素晴らしいという事です。


朝、子供を送り出す時、子供は森へ走って行きます。そこには笑顔で迎えてくれる大人がいます。元気に挨拶をしてくれる子供達もいます。1日1日を子供達が楽しく過ごせるようにスタッフ達はアイデアを出し、子供達も自分達でやりたい事行きたい場所を決めて実現させようとします。


全てが手作り全ての子を隔てる事なく受け入れるから、そこには多様な世界が広がっています。


育児に疲れ、子供の欠点しか見えなくなった時、仲間達がその子の素敵な所を伝えてくれます。


どのような子供達も素敵な所はたくさんあります。それを家族の様に愛情深く見つめて受け入れてくれる、そんな場所が「ちば森の楽校」です。


Y君 ママの声 

「学校つまらない」と時々言っていたものの、授業参観に行くと積極的な姿を見せており、担任からは何の問題もないと常に言われるような、どちらかといえば優等生タイプだった息子。


4年の運動会が終わったら、学校には行きたくない宣言。森の楽校のことは以前から知っていて、「勉強よりも自由にしていたい」と言っていた息子は気にいるんじゃないかと思っていました。


最初私は、学校には行かなくても勉強はして欲しいと思っていて、ちば森の楽校を2日、もう一つ近所の居場所1日、残り2日は勉強の日にしようと提案していました。ぼちぼち勉強しながらの不登校生活、夏休みの宿題まではしていました。


しかし、ちば森の楽校での生活にハマり、不登校児に理解ある方々に出会ううちに、勉強は拒否するようになりました。真に安心できる場所に出会い、自分のやりたいこと、やりたくないこと、思いを素直に発していいんだと分かったのかなと理解しています。


将来に不安もあった時に「俺、今日ずっと笑ってた」っていう言葉を聞いて、もうこれでいいと思いました。真面目な子なのであのまま学校に行くことも出来たかもしれません。でも息子は学校じゃない場所を選び、ちば森の楽校で幸せな日々を過ごしています。


S家保護者の声

現在小6の娘と小3と小1の息子。それぞれ地元の公立小学校に入学し、通った期間は違えど、少しずつ行き渋るようになり、今は完全にフリースクール生活です。


娘に、「どんな学校だったら通いたいと思う?」と聞いたところ、「自分でやりたいことを決められて、それをやりたい人が集まってやれる学校」と答えました。息子には、学校のどんなところが辛かったのか尋ねると、「授業で待ち時間が長いことと、外で身体を動かす時間が短すぎること」と。


どちらも本質をついているというか、子どもに教えられた気がしました。親ももっと頭と心を柔らかくして、より良い方法を考えていきたい。居場所は学校だけじゃない、安心して心から行きたい!と思える場所に通わせたい、と強く思った出来事でした。


そして導かれるように今、森楽にいます。すっかりレギュラーメンバー入りした3人を見ていると、行きたい場所に行き、会いたい人に会うことの自然さ、大切さを感じます。


私は我が子と、そして森楽の子たちの今と将来を心から信じています。これからも自分が主役の人生を大いに楽しみながら歩んでいって欲しいと思います。